タイ国鉄と遺跡の旅(5)-サ・カムペーン・ヤイ遺跡
2019年9月4日(水)は寝台特急SP23号の中で目覚めた。4時49分のスリンで着替える。時刻表と比べると36分の遅れになっている。昨日買ったパンを食べて朝食とする。外はまだ真っ暗。5時半には減光していた車内灯が明るくなった。
5時48分にウトゥムポン・ピサイで下車。29分遅れ。しかし外はほぼ真っ暗。計画では5時19分にウトゥムポン・ピサイで下りてから歩いて近くのサ・カムペーン・ヤイ遺跡を見る予定だったが、暗くてとても動けない。しかも雨が降っている。
ウトゥムポン・ピサイは有人駅で、ホームにはバイクタクシーのドライバーもうろついていて声を掛けられるが、「ノーサンキュー」と言うとそれ以上しつこく寄ってくる人はいない。サ・カムペーン・ヤイ遺跡には歩いて行くつもりだ。
とにかく明るくなるまでホームのベンチで待つことにした。しかし雨は降り続く。スコールではなく、しとしと雨なのですぐにはやみそうにない。
6時半になって明るくなったので、まだ雨は降っているが、レインズボンを穿いて歩き出した。線路に沿った道を西側に向かって歩く。途中6時53分頃に下り列車、続いて上り列車が通過するのを写真に撮った。
15分歩いてサ・カムペーン・ヤイ遺跡に着いた。ワット・カムペーン・ヤイという現役の寺に隣接している。50m四方くらいの石垣に囲まれた草地の中央に3つの祠堂が並ぶ。先端部はなくなっているが、下部は復元されている。中央祠堂にはレリーフも残っている。
思っていたより大きな遺跡であった。ただ草地は雨で濡れており、近づけないところもあった。朝早いこともあり、観光客は見かけなかった。地元の人や僧侶を見かけただけ。
また雨が強くなってきた。屋根のある一角でポンチョをかぶる。ワット・カムペーン・ヤイの裏口付近に並べられている地獄人形を見てから駅に戻る。8時10分に帰り着いた。
当初計画ではこのあとシーコラプーム遺跡に行くつもりだったが、夜明けの時刻を読み違えたため時間がなくなってしまった。シーコラプーム遺跡は次回にして、このままナコーン・ラチャシーマーに出てピマーイ遺跡を目指そうと思う。
写真はウトゥムポン・ピサイ駅(2019年9月4日撮影)。
ウトゥムポン・ピサイ駅ホーム(2019年9月4日撮影)。
通過する下り急行列車(2019年9月4日撮影)。
サ・カムペーン・ヤイ遺跡(2019年9月4日撮影)。
後方側から見たサ・カムペーン・ヤイ遺跡(2019年9月4日撮影)。
ワット・カムペーン・ヤイの地獄人形(2019年9月4日撮影)。
5時48分にウトゥムポン・ピサイで下車。29分遅れ。しかし外はほぼ真っ暗。計画では5時19分にウトゥムポン・ピサイで下りてから歩いて近くのサ・カムペーン・ヤイ遺跡を見る予定だったが、暗くてとても動けない。しかも雨が降っている。
ウトゥムポン・ピサイは有人駅で、ホームにはバイクタクシーのドライバーもうろついていて声を掛けられるが、「ノーサンキュー」と言うとそれ以上しつこく寄ってくる人はいない。サ・カムペーン・ヤイ遺跡には歩いて行くつもりだ。
とにかく明るくなるまでホームのベンチで待つことにした。しかし雨は降り続く。スコールではなく、しとしと雨なのですぐにはやみそうにない。
6時半になって明るくなったので、まだ雨は降っているが、レインズボンを穿いて歩き出した。線路に沿った道を西側に向かって歩く。途中6時53分頃に下り列車、続いて上り列車が通過するのを写真に撮った。
15分歩いてサ・カムペーン・ヤイ遺跡に着いた。ワット・カムペーン・ヤイという現役の寺に隣接している。50m四方くらいの石垣に囲まれた草地の中央に3つの祠堂が並ぶ。先端部はなくなっているが、下部は復元されている。中央祠堂にはレリーフも残っている。
思っていたより大きな遺跡であった。ただ草地は雨で濡れており、近づけないところもあった。朝早いこともあり、観光客は見かけなかった。地元の人や僧侶を見かけただけ。
また雨が強くなってきた。屋根のある一角でポンチョをかぶる。ワット・カムペーン・ヤイの裏口付近に並べられている地獄人形を見てから駅に戻る。8時10分に帰り着いた。
当初計画ではこのあとシーコラプーム遺跡に行くつもりだったが、夜明けの時刻を読み違えたため時間がなくなってしまった。シーコラプーム遺跡は次回にして、このままナコーン・ラチャシーマーに出てピマーイ遺跡を目指そうと思う。
写真はウトゥムポン・ピサイ駅(2019年9月4日撮影)。
ウトゥムポン・ピサイ駅ホーム(2019年9月4日撮影)。
通過する下り急行列車(2019年9月4日撮影)。
サ・カムペーン・ヤイ遺跡(2019年9月4日撮影)。
後方側から見たサ・カムペーン・ヤイ遺跡(2019年9月4日撮影)。
ワット・カムペーン・ヤイの地獄人形(2019年9月4日撮影)。
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